結構前の話になるが、発炎筒……もとい非常信号灯の取り付け位置に関するリコールがあり、それ以降デカいスポンジに刺さった非常信号灯がドアポケットに鎮座することとなった。しかしどう考えても邪魔であるため発炎筒ホルダーを増設してそこに取り付けたときのおはなし。
置き場がない!
発炎筒、あるいは非常信号灯の常設は日本独自のルールなので、アメリカ製であるTesla車にその場所がないのは当然といえる。他の輸入車ってどうなってんだろう……
これといった置き場がないのでデカいスポンジで固定されてドアポケットにぶっ刺さることになるわけだが、普通に邪魔だしセンスがない。使いやすい場所に装備する必要があるものの頻繁に出番があるわけでもないからな……というかコイツの出番は無いほうが良いわけだが。
まあ置き場がないなら作ればいいのだ!幸いにも汎用ホルダーが単品で売られているので、それを取り付ければいい。
製品を選ぶ!
さて、発炎筒ホルダーといっても色々製品がある。どれがいいかな……?
別に高価なものである必要はないがしっかりとしたモノであってほしい。いや発炎筒ホルダー程度に高価もクソもないが……ないよな?
あとはできるだけコンパクトなほうが良い。デカくて変に目立っても困るし取り付け位置が制限される可能性もある。
という感じで調べて見つけたのがJO-YAの発炎筒ホルダー。めちゃくちゃいい感じっぽい。何なら某欧州車メーカーの国内向け純正品らしいので間違いないだろう。これにしよう、安いし。
取り付ける!
さて取り付け位置だが、まあ無難に助手席側、グローブボックス下部のドア側に取り付けることとする。よくある位置。
あとたぶんここが一番取り付けやすい。
大まかに場所と角度を決めてマーキングしたらグローブボックス下部のパネルを取り外す。
パネルは3本のピンで固定されている。中央を引き出すと固定が外れて引き抜けるタイプのやつ。
ピンを外せばあとは引っ張るだけでパネルが外れるが、スピーカーとアンビエントライト、あとここに付いているならETC車載器のケーブルが伸びているため注意。
たぶん3Mの自動車内装用超強力両面テープだけでも十分張り付くとは思うが、外すこともないモノなのでビス止めもして強固に装着する。
場所を決めたら下穴を開けて、両面テープで貼り付けた上から更にビスをねじ込む。絶対に外れんだろう。
裏面にビスの先端が飛び出していて危ないので、一応ホットボンドを雑に盛って保護しておく。
あとは元に戻せば作業完了。さながら純正のようなフィット感。
これで一安心。最初から付けといてくれたらいいんだけどね、仕方ないね。