バッテリーを繋ぐデフォルトのタミヤミニコネクタは許容電流10Aのためボトルネックになっているという話を聞く。場合によってはかなり発熱したり最悪融けたりするらしい。
というわけでコネクタを交換しようと思い調べたが、どうやらT型2Pとかディーンズとか言われるラジコン界隈で定評のあるコネクタが流行ってるらしい。
これで許容電流50A、ミニディーンズでも30Aあるらしく十分余裕があるので流行ってるのも納得。
しかし接点が露骨に露出してるのが少し気になるのと、接続時にちょっと気をつけないとショートすることがあるとかないとか。知らんけども。
あとメーカー統一しないと接続時のハマり具合がちょっとアレらしい。知らんけども!
そこで目に入ったのがXTコネクタ。
端子が露出してないし構造上逆接続できないし非常にGOOD感。メス側に何かが詰まったりでもしない限りショートはしないだろう。
XTコネクタはXT60とかいう許容電流60Aのものが主流らしいが、そこまでいくとちょっと(サイズが物理的に)デカいのでXT30とかいう許容電流30Aのやつがベスト。ちなみにXT90もあるらしい。
あと個人的に非常にポイント高かったのがケーブルを繋ぐ側の端子。先端がU字になっててあきらかにケーブルのはんだ付けがしやすいうえ、ディーンズよりスマートな見た目にできる。よく考えられている。ディーンズはもう少し見習えよ潔いのも嫌いじゃないが。
ちなみに上記画像のはXT30Uとかいう端子が4つに分割されてるやつらしい。
というわけでXT30コネクタを用意した。Amass製が正規品らしいがAmassの刻印がないので互換品と思われる。まあモノはしっかりしているので問題ないだろう。
タミヤミニと比べると幅や厚みは同程度だが長さが圧倒的に短い。
パパっと換装。ただケーブルを切ってはんだ付けするだけなので何も難しい話ではない。かなりコンパクトになったし見た目もよい。
なお、XTコネクタはオス側がそれぞれの端子が樹脂で完全に分離されているため、バッテリーをオス側とした。これがメス側だった場合、金属部品がコネクタに入ると容易にショートしてしまう。
発射サイクルを計測する。
0.5rpsほど向上した。バッテリー満充電だともう少し上がるかも。初速が気持ち低いのは誤差の範囲。まあフルオートなのでこんなもん。
セミだと初速は82前後で安定している。
これでUMPはひとまずよしとしよう。コネクタ交換はたいせつ。まあ別にタミヤミニの許容電流が気になっただけでサイクルを上げたかったわけではないのだが。
この後、友人の次世代M4もコネクタ交換したところ同じく0.5rpsほどのサイクル向上が見られた。
やはりコネクタ交換はたいせつ。
切れ端でタミヤミニとXT30の変換ケーブルを作っておいた。何かに使えるだろう。
それはそうと熱収縮チューブをライターで炙って雑に収縮させてたらフチが焦げた。特に問題はないが熱収縮チューブはライターで収縮させるものではない(当然)