Titanium Backupでバックアップできないアプリも増えてきて、代替として話に上がるのはSwift Backupだがちょっと待ってほしい、本当にそうか?
👇👇👇👇👇
GitHub - NeoApplications/Neo-Backup: backup manager for android
👆👆👆👆👆
これは何?
旧名OAndBackupX、root前提のバックアップマネージャー。元々OAndBackupからフォークしたものらしいが、今となっては最早別物とのこと。オープンソースで開発されており無料で利用できる。また完全ではないものの日本語にも対応しているため使いやすい……かもしれない。
今どきのアプリなので今どきのデザインをしており見やすいが、アイコンで語るスタイルのため最初は困惑するかもしれない。軽く調べたらすぐにわかるとはいえ……
バックアップのクラウドコピーなどの機能はない。Syncthingなどを併用しよう。
大雑把な各画面説明
画面の見方がわかれば使えると思うので箇条書きでずらっと。
Release 8.3.6を基準とする。
ホーム画面
さっきのスクショに注釈を入れた。まずはメニュー類
- 除外するアプリ(ブラックリスト方式)
- グローバルブロックリスト、ここに登録したアプリは除外される。
- 絞り込み
- 要するに表示フィルター、わりと細かく調整できる。
- 最終バックアップ日時・バックアップ数
- そのアプリのバックアップが取られた最後の日付、および保持しているバックアップ数。
- XX update apps
- 前回のバックアップから更新された、または新規追加されたアプリの一覧。
続いてアイコン類
- アプリ本体
- 緑色のやつ。アプリ本体がバックアップされていることを示す。
- アプリデータ
- 濃いピンクっぽいやつ、データがバックアップされていることを示す。
- デバイス暗号化データ
- 黄色い盾みたいなやつ、デバイス暗号化ストレージに保存されたデバイス暗号化データ (/data/user_de) がバックアップされていることを示す。
- 外部データ
- 青いフロッピーディスクのやつ、外部ストレージ (例; /storage/emulated/0/Android/data/) に置かれたデータがバックアップされていることを示す。
- obbファイル
- 画像には映っていないが黄緑のコントローラーのやつ、外部ストレージのobbファイル (例: /storage/emulated/0/Android/obb/) がバックアップされていることを示す。
- メディアファイル
- 画像には映っていないが薄い赤色の再生アイコンのやつ、外部ストレージのメディアファイル (例: /storage/emulated/0/Android/media/) がバックアップされていることを示す。
- 更新通知
- 赤いエクスクラメーションマークのやつ、アプリバージョンが前回のバックアップから変化していると出現する。
ホーム画面 - 複数選択(長押し)
基本的には書いてある通りなのでいくつかを。
末尾に ... がついている項目は追加の操作や実行確認などがある。逆に言えばそれ以外は選ぶと即実行される。
- Open App Sheet
- 複数選択状態で、右下のメニューボタンではなくどれかのアプリを更に長押しした時に出現する。その長押ししたアプリ詳細を開く。
- selection: Get...
- スケジュールのカスタムリストや除外リストにあるアプリを選択する。既存の選択は上書きされる。
- selection: Put...
- 現在選択しているアプリをスケジュールのカスタムリストや除外リストに追加する。
- Remove...
- わからん……
ホーム画面 - アプリ詳細
- 情報チップ
- アプリの情報が表示されている。アプリバージョンが前回のバックアップから変化していると画像のようにバージョン表示が赤色になる。
なおこれは情報チップ複数行表示モードの状態。
- アプリの情報が表示されている。アプリバージョンが前回のバックアップから変化していると画像のようにバージョン表示が赤色になる。
- Exodus report
- アプリに埋め込まれたトラッカーや権限に関する情報を公開しているExodus Privacyのレポートページに遷移(ブラウザが起動)する。
- Add to the global blocklist
- "除外するアプリ"、即ちグローバルブロックリストに追加される。追加するだけでリストからの削除はここからは出来ない。押しても特にアクションがないのでわかりづらい。
- アプリを起動、強制停止、アプリを無効化、アプリをアンインストール
- そのままの意味
- タグ
- タグを付けることができるが、どこで使うのかわからない……
- メモ
- メモを書くことができる。それだけ。
- バックアップ
- バックアップ対象のデータを選択して今すぐバックアップを取ることができる。
- Clear cache
- キャッシュを削除する。
- 全てのバックアップを削除
- このアプリのバックアップを全て削除する。
- Enforce backups limit
- バックアップ個数上限を超えた分のバックアップを古い方から削除する。保護されているバックアップは消えないが、数は含める。
- バックアップの鍵アイコン
- バックアップを保護することができる。保護したバックアップは自動削除されない。
バックアップ個数上限が3のとき、- 保護されたバックアップが3つある場合、次のバックアップで4つ目のバックアップが取られる。
その状態(保護3、未保護1)で更にバックアップを取ると、未保護のバックアップが消されてバックアップが取られる。結果として4つのバックアップが残る。 - 保護されたバックアップが2つ、未保護のバックアップが2つある場合、次のバックアップを取ると未保護の2つが削除されてバックアップが取られる。結果として3つのバックアップが残る。
- 保護されたバックアップが3つある場合、次のバックアップで4つ目のバックアップが取られる。
- バックアップを保護することができる。保護したバックアップは自動削除されない。
バックアップ
- チェックボックス左側、緑色のアプリアイコンの列
- アプリ本体のバックアップ。
- チェックボックス右側、濃いピンクのデータアイコンの列
- データのバックアップ、対象とするデータの種類は設定画面から選択。
- 下部のデータアイコンの隣にある設定アイコン
- バックアップ対象とするデータの種類を設定できる……が、v8.3.6現在は復元対象データの設定に飛んでしまうためここからは設定できない。
- 下部の「バックアップ」ボタン
- チェックを入れたアプリ・データのバックアップを開始する。
復元(リストア)
- チェックボックス左側、緑色のアプリアイコンの列
- アプリ本体の復元。
- チェックボックス右側、濃いピンクのデータアイコンの列
- データの復元、対象とするデータの種類は設定画面から選択。
- 下部のデータアイコンの隣にある設定アイコン
- 復元対象とするデータの種類を設定できる。
- 下部の「復元」ボタン
- チェックを入れたアプリ・データの復元を開始する。最新のバックアップが使用される。
設定から「Singlular backup restore」をオンにしているとUIが少々変わり、アプリごとに使用するバックアップファイルを選ぶことができるようになる。画像はその状態。
- チェックを入れたアプリ・データの復元を開始する。最新のバックアップが使用される。
スケジューリング
スケジュール設定による自動バックアップができる。
- 左側のチェックボックス
- ここのチェックが入っているスケジュールが有効。
- 下部の「Add Schedule」ボタン
- 新しいスケジュールが生える。
- 右上の🚫アイコン
- グローバルブロックリストの設定が開く。
スケジューリング - 各スケジュール設定
- 時間、および間隔の日数
- スケジュールを実行する時間と間隔。2日だと2日おきに実行という意味になり、例えば5/1の次は5/3に動く。
曜日指定はできず、スケジューリング画面で有効にした日(チェックを入れた日)を基準に考えられる。
- スケジュールを実行する時間と間隔。2日だと2日おきに実行という意味になり、例えば5/1の次は5/3に動く。
- カスタムリスト(ホワイトリスト方式)、および除外するアプリ(ブラックリスト方式)
- グローバルブロックリストを適用したうえで、対象・対象外とするアプリを追加で指定できる。このスケジュールにのみ機能する。
そのためグローバルブロックリストに登録しているアプリをカスタムリストに登録してもバックアップ対象にはならない。
- グローバルブロックリストを適用したうえで、対象・対象外とするアプリを追加で指定できる。このスケジュールにのみ機能する。
- Updated
- 「Updated apps」は文字通り更新されたアプリのみを対象とし、「New apps」は新規アプリのみを対象とする。
- Latest backupの「古いバックアップを表示」
- 最終バックアップ日時が設定した日数以前のもののみを抽出する。日数は個人設定の「世代でバックアップをフィルター」から選択可能、後述。
設定
だいたいは分かると思うので、いまいちわかりづらそうないくつかの項目をピックアップ。
個人設定
- 複数行情報チップ
- 上述したが、アプリ詳細画面で情報チップが複数行表示になる。
- Singular backup restore
- こちらも上述したが、復元画面でアプリごとに復元対象とするバックアップファイルが選択可能になる。
- Show new and updated notification
- これがオンの時に限り、ホーム画面のXX update appsの項目に新規アプリが含まれる。
絞り込み設定への影響はない。
- これがオンの時に限り、ホーム画面のXX update appsの項目に新規アプリが含まれる。
- Use alternative navigation bar item
- ナビゲーションバーのデザインが変わる。
- Show animated laser in background
- 読み込み時に背景で動くエフェクトのオンオフ設定。
- 世代でバックアップをフィルター
- フィルターの「古いバックアップを表示」で基準とする日数の設定。
2日とすると2日以前(その日を含む)のものが表示される。つまり今が5/10なら5/8までが対象。
- フィルターの「古いバックアップを表示」で基準とする日数の設定。
サービス
- バックアップの改訂数
- 設定した数までバックアップが保持される。設定が3なら3つまでバックアップを保持する。
- バックアップ - ○○のバックアップ
- バックアップ画面からのバックアップで対象とするデータの種類。スケジュールは対象を各スケジュール個別に設定するのでこの設定の対象外。
バックアップ画面下部の設定アイコンから飛んでくるはずだった部分。
- バックアップ画面からのバックアップで対象とするデータの種類。スケジュールは対象を各スケジュール個別に設定するのでこの設定の対象外。
- 復元 - Restore ○○
- 復元画面からの復元で対象とするデータの種類。
復元画面下部の設定アイコンから飛んでこれる部分。
- 復元画面からの復元で対象とするデータの種類。
通知
タスク実行中に出てくる通知のタイトル部分
Neo Backup ・ 完了/対象 🏃実行中 🧑🤝🧑残り
- 完了
- 完了した数。
- 対象
- 全対象数。
- 🏃実行中
- 現在実行中の数、CPUのコア数分並列実行する。
- 🧑🤝🧑残り
- 残りの数
このアプリ、未翻訳箇所多いっぽいんであとで翻訳しときます。